外科
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午後 | 13:30~15:30(診療開始 14:00) |
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木曜日の午後・第4土曜日・日曜・祭日 |
お知らせ
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一般外科の特徴
創立以来、一般外科診療を幅広く対応してきました。その後、専門分化に伴い、消化器疾患全般を中心に手術、治療を行っています。近年では手術の多くが腹腔鏡を用いた鏡視下手術となっており、可能な限り腹腔鏡による身体に優しく、負担の少ない手術を心がけております。また、消化器内科を中心に他の診療科とも連携をとりながら患者さんにベストな治療を提供いたします。
当院における腹腔鏡下手術
腹腔鏡下手術とは、お腹の壁に5〜10mmの穴を数カ所開けて、そこから腹腔鏡や専用の手術器具を挿入し、モニターに映し出される腹腔内の様子を観察しながら手術を行う方法です。従来の開腹手術よりも創が小さいため、患者さんの身体的負担が少なく、回復も早い反面、高度な技術が必要とされる手術です。 当院では日本内視鏡外科学会技術認定医が所属しており、大腸癌、胆嚢結石症、急性虫垂炎、鼠径ヘルニアは基本的に腹腔鏡下手術で治療を行なっております。一部の胃癌や他の疾患でも腹腔鏡で手術が可能な場合は腹腔鏡で行います。
腹腔鏡手術のメリット
創が小さく、術後の痛みが少ないため早期離床、早期退院が可能です。また、低侵襲なだけでなく、視野の良さから開腹手術よりも精密な手術を行なうことができます。当院では3D腹腔鏡システムを導入し、拡大視効果、立体感を持った精緻で質の高い手術が可能となりました。
腹腔鏡手術のデメリット
従来の開腹手術よりも若干、手術時間が長くなると言われています。また、腹腔鏡下手術実施中に不具合が起こった場合は開腹手術に移行します。手術で最も大切なことは安全にしっかりと治療を行うことだと考えております。開腹移行したとしても創の大きさは大きくなりますが、手術内容は変わりません。
日本内視鏡外科学会技術認定医とは
腹腔鏡下手術は高度な技術を必要とするため、術者による技量による差が大きいと言われています。技術認定医制度は、腹腔鏡下手術を行う医師が多く所属する日本内視鏡外科学会が審査し、認定するものです。実際の手術ビデオを審査員が評価し、腹腔鏡下手術を安全に行えるだけでなく、指導できるかどうかを認定します。当院では虎の門病院で大腸外科のエキスパートもと研鑽を積んだ技術認定医を中心にチームを組み、安全で精密な手術を安心して受けていただけるよう日々精進しております。
症例・治療・成績
2018年度の鏡視下手術は、合計197例行いました。内訳は、腹腔鏡下胆嚢摘出術が64例、腹腔鏡下虫垂切除33例、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術40例、腹腔鏡下大腸直腸手術53例、腹腔鏡下胃切除術1例、胸腔鏡下肺部分切除術2例、腹腔鏡下大腿ヘルニア手術1件、腹腔鏡下肝嚢胞切開術1件、腹腔鏡下胃十二指腸潰瘍せん孔縫合術2件、その他イレウスなどにも鏡視下手術の適応を広げています。 手術成績(切除例の5年生存率)は肝癌52%、肺癌46%、食道癌33%、胆嚢癌71%、胆管癌36%、膵臓癌13.6%、胃癌Ⅰ期95%、Ⅱ期60%、大腸癌Ⅰ期87%、Ⅱ期69%、Ⅲ期54%など。
一般外科 | 2019年度 | 2020年度 |
---|---|---|
年間手術例 | 356例 | 311例 |
▽内訳 | ||
大腸癌 | 79例 | 78例 |
┗ 直腸癌 |
14例 |
24例 |
胃癌 | 13例 | 12例 |
肝胆膵腫瘍 | 7例 | 6例 |
┗ 膵癌 |
5例 |
3例 |
肺癌 | 0例 | 0例 |
甲状腺腫 | 8例 | 3例 |
鼠径ヘルニア | 78例 | 51例 |
大腿ヘルニア | 4例 | 2例 |
臍、閉鎖孔ヘルニア | 1例 | 3例 |
虫垂炎 | 34例 | 20例 |
胆石関連 | 58例 | 48例 |
がんの診療について
当院では地域の医療ニーズに応えようと、各分野での研鑽、整備を進めてまいりました。がん診療においても医師の専門技量の向上、各専門スタッフの育成、症例カンファレンスの開催や緩和ケアチームの整備などを進めております。
また、当院で実施できない放射線治療などが必要な場合は、他の医療機関と連携し、適切な医療を提供できる体制を整えております。
●当院外科におけるがん治療2020年6月現在
治療方法 | 主な分類 |
手術療法 |
【外科的手術】 |
がん薬物療法(化学療法) | 外来および入院での化学療法 |
緩和医療 | 疼痛治療、緩和ケア |
医療設備
内視鏡下手術機器は同時に2例、1日3例まで対応できるようにしています。その他CT、核医学検査、MRIなど。 緊急手術にも可能な限り対応するようにしています。
スタッフ紹介
○○ ○○(○○ ○○)
■ ○○大学 ○○年卒
■ 所属学会
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