石和共立病院について
基本理念
「貧困と格差、超高齢社会に立ち向かう無差別・平等の医療、介護の実践」 「安全、倫理、共同のいとなみを軸とした総合的な医療・介護の質の向上」
わたしたちの医療・福祉宣言
- 患者さんは病気を克服する主人公。
話をよく聞き、わかりやすく説明し、一緒に治療に取り組みます。 - 病気だけでなく生活上の悩みも理解し、患者さん中心の医療を実践します。
- 患者さんの気持ちに寄り添い、誠実で、思いやりのある接遇に努めます。
- 安心、安全の医療と個人情報の保護に全力を尽くします。
- 地域の病院、医院、介護事業所、福祉施設、行政と連携を深め、地域の方々と力をあわせ、住みよいまちづくりに努めます。
- 命の平等を大切にします。差額ベッド料(部屋代)はいただきません。
わたしたちの医療
健康ではたらき、こころ豊かに暮らすことは、だれもがいだいている素朴なねがいです。わたしたちは、医療と福祉が、そんなねがいにかなうものではと思っています。そのためにわたしたちは、たゆみない努力を続けます。病気を治すだけでなく、心もいやされるような病院をつくります。
一人ひとりの患者さんのために、医師を中心にして、すべての職員のチームワークで、24時間、いつでもどこでもだれにでも、親切でよい医療をおこないます。
笑顔をたやさず、患者さんが気持ちよく病院にかかれ、療養できるようにします。
もっと患者さんによりそい、人間性を高め、予防からリハビリテーション、介護までも含んだ医療と福祉をめざしていきます。
だれもが安心してくらせる町づくり
一人暮らしのおとしよりや、寝たきりのおとしよりも、安心して暮らせる街。
障害を持った方、難病の患者さんの医療を受ける権利生きる権利が尊重される街。
子どもの権利が守られ、のびのびと個性豊かにはぐくまれていく明るい街。
そんな町をつくるために、地域の人々と手をつなぎ、人権を守るネットワークをつくっていきます。
みんなが主人公の病院づくり
石和共立病院は、地域の人たちや、働く人たちといっしょに創る病院です。
病院の運営も、みんなの意見や要望が反映されるよう、さらに改善をすすめます。
やさしくて頼りがいのある病院にします。
またこれまでの医療を引き継ぎ、安心して、これまでと変わらず、医学生、看護学生など若い担い手を育てていきます。
核兵器をなくし平和な未来を
美しい富士山に戦争は似合いません。自衛隊やアメリカ軍の演習に反対し、演習場をなくすことをもとめます。
新しい21世紀、子どもたちに核兵器は残せません。核兵器廃絶の運動をもっと強めます。
医療は人の命を何よりも大切にする、科学と文化です。だからこそ、いかなる戦争政策にも反対します。
平和を求める多くの人と協力し、二度と戦争の惨禍がおきないようにします。
わたしたちは、みんなのねがいを実現するために、医療に働く人や、地域の人との対話と共同をいっそうすすめます。そして地域から国の政治をただす、大きなうねりをつくっていきます。憲法が大切にされ、憲法によって人権や平和が守られる世の中をめざしていきます。
HPHについて
石和共立病院は HPH(Health Promoting Hospitals & Health Services) 健康増進活動拠点病院として、ヘルスプロモーションを実践するためにWHO(世界保健機関)が開始した国際的な病院のネットワークに加盟しています。
HPHとは
患者・職員・地域住民の健康水準の向上をめざし、住民や地域社会・企業・NPO・自治体等とともに健康なまちづくり、幸福(Well-being)・公平(Fairness)・公正(Equity)な社会の実現に貢献することをめざす(健康水準の向上と幸福・公平・公正な社会)。
日本HPHネットワーク会則より。